こんにちは!カットが上手な美容室wasabiです。
一昨日は10月上旬並みの気温を記録したかと思えば、明日には本格的な12月の装い。
異常なまでの気温差に流石の筆者も体調を崩してしまいバタンキューな状態でした。
私はwasabiが始まって以来約6年間、風邪の時に薬を飲んでいません。
病院で出されるお薬は飲めば飲むほど体の機能を低下させてしまいます。
以前抗生物質を幼児期に使うとうつ病になりやすいというブログを書いたことがあります。
これは抗生物質が腸内の健康な細菌も一緒に破壊してしまうのが原因だからです。
腸内環境が乱れると体の機能を乱れてしまうのは何も子供だけではありません。
「パーキンソン病」の発症は抗生物質の多用による可能性が高いことがフィンランドの研究によってわかったそうです。
とても怖い病気なので知識を入れて予防に努めていただきたいと思います。
パーキンソン病と腸内環境の関係とは
以下は下記サイトからの転載となります。
(https://indeep.jp/antibiotics-use-could-raise-parkinsons-disease-risk/ in Deepさんより転載)
Higher Antibiotics Use May Raise Parkinson's Disease Risk
news18.com 2019/11/23
抗生物質の多用は、パーキンソン病のリスクを高める可能性がある
抗生物質はさまざまな治療において一般的に使われるものだが、特定の抗生物質を過度に使用すると、パーキンソン病を発症するリスクが増加することがわかった。
パーキンソン病は、体の揺れ、こわばり、歩行やバランスをとることなどの困難につながる進行性神経系障害だ。
研究結果は、フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームにより、医学誌ムーブメント・ディスオーダーズ(Movement Disorders)に発表された。
研究を率いたフリップ・シェパージャンズ(Filip Scheperjans)博士は、このパーキンソン病の発症との関係性は、腸内微生物の環境が抗生物質によって破壊されるためのものだと説明できる可能性があると言う。
パーキンソン病の発症とのあいだの最も強力な関連性は、広範囲に使用される抗生物質と、嫌気性細菌および真菌に対して作用する抗生物質で見つかった。
シェパージャンズ博士は以下のように言う。
「抗生物質への暴露とパーキンソン病の関連は、患者のかなりの割合で、おそらく、パーキンソン病の病理が腸内微生物環境の変化に起因する可能性があるという見解に向かうと思われます」
「パーキンソン病患者の腸内の細菌組成が異常であることは、これまでも知られていましたが、原因は不明でした。私たちの今回の研究の結果は、腸内細菌叢に強く影響することが知られている抗生物質が素因になる可能性があることを示唆しています。それらは一般的に使用される抗生物質でした」
パーキンソン病の患者においては、20年以上前から、腸に典型的な病理学的変化があることが観察されている。また、便秘、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患の患者の人たちは、パーキンソン病を発症するリスクが高いことも知られている。
抗生物質の服用は、腸内微生物叢の変化を引き起こすことが示されており、それらの使用は、精神障害やクローン病などのいくつかの疾患のリスク増加と関連していることが最近はわかっている。
この研究では、1万3976人のパーキンソン病患者の 1998年から 2014年までの抗生物質の服用状況を比較し、年齢、性別、居住地が一致した 4万697人のパーキンソン病ではない人たちと比較した。
抗生物質の服用は、抗生物質の購入データに基づいて、その期間が 1- 5年、5- 10年、および 10- 15年の 3つの異なる期間にわたって調査された。
また、化学構造、抗菌の種類、および作用機序に従って抗生物質を分類し、服用の状況を調べた。
シェパージャンズ博士はこのように述べる。
「この発見は、これからの医療現場での抗生物質の処方の慣習に影響を与える可能性があるかもしれません。抗生物質耐性の問題に加えて、抗生物質の処方が、腸内微生物叢および特定の疾患の発症に影響を与える長期的可能性を考慮する必要があります」
以上転載終了
健全な腸内環境が健全な体を作る
抗生物質の使用にかかわらず現代人はいわゆる腸内フローラが乱れていると言われています。
腸内環境が乱れる原因となるのが主に
●食品添加物などの化学物質
●お肉中心の食生活
●薬
●ストレス
●睡眠不足
だと言われています。
元々なかったような食べ物が作られるようになった
日本人古来の生活習慣が欧米化した
体の力だけで治していたものが薬に変わった
物質主義の行き過ぎが生きにくい世の中を作った
昔の日本の「飛脚」と呼ばれる人たちは大阪から東京を3日で走破するほどの
強靭な足腰をしていたと言われています。
それもお肉などのタンパク質はほとんど取らずに「お米と野菜」中心の食生活だったそうです。
ところがこの飛脚にお肉を食べさせたところたちまち体力が衰えて普段の力を出せなくなってしまった
そんなお話があるそうです。
健全な生活習慣が健全な肉体を作る。
今日起きている病気や異常な精神状態はあらゆるものが積み重なってできたものだと思います。
全てを元に戻すことはできなくても日本人が日本人であることを忘れてはいけないのかなと思います。