こんにちはカットが上手な自然美容室「和咲美」です。
突然ですが、1月15日は何の日かご存じですか?
答えは「とんど焼き」の日です!
お住いの地域によっては多少のずれがあるかもしれませんが、毎年1月15日は「小正月」。
お正月に飾りつけしたしめ縄などを燃やす火祭りをする日です。
どんど焼きとは、松の内まで飾っていた松飾りやしめ縄、お正月にしたためた書き初め、昨年に授与したお守りなどを、
神社や地域の広場・畑などに持ち寄って燃やす(=お焚き上げする)、地域の行事のこと。
年末に神社内のお飾りつけるお手伝いをさせていただいたので、やるなら最後までと参加させていただきました^^
(和咲美のお客様にも参加していただいてお飾りを外すお手伝いをしていただきました^^)
今のご時世田舎でも火を焚くのはなかなか難しくてやる機会は少ないように思えます。
でも、年神様をお見送りする大事な日本の伝統行事ですから子供たちに体験してもらいたくて
お客様に連絡させていただきました^^
昨年の年の瀬から大隅神社の宮司さんがお客様としてご来店していただいてご縁がつながりとても貴重な
体験ばかりさせていただき本当にありがたく思います。
(大隅神社の宮司さん、とんど焼きをするまえに祝詞を挙げてもらっています。)
(たくさんの参加者でにぎやかにとんど焼きを楽しませていただきました)
私たち美容師は「髪」を扱う仕事ですが、「髪」は大昔から「神様が宿る場所」と言われています。
「髪」=「神」=「上」=「紙」=「カミ」
日本の古代文字「カタカムナ文献」によると「音が一緒なら意味も同じ」という解釈があります。
例えば「上」にしても「上座に座る人ほど神様に近い存在」(目上)という基準がありますし、
「紙」はもともと「木」。つまり「ご神木」です。
ですから、「髪」は「神」、カラー、パーマで汚すことなく、真の意味で大切にしなくてはいけないものなんです。
余談でしたが、日本は「神道」の国ですからこういった神事は大切にしたいものですね^^
(子供たちの書初めを火に入れると空高く舞って字がうまくなるという意味があるそうです)
一人の小学生の子が書いた書初めに「明るい未来」というものがありました。
誰もが先が見えなくて不安に思う時かもしれないけど、きっといつかは明るい未来がやってくる。
みんなでそう願って火にくべました。
でも不思議なことにこの書初めは日に入ることなく空高く舞い上がって木の上にのって落ちてきません。
(宮司さんの友人のまっちゃんもこんなことは初めてだとびっくりしていました^^)
なんだか2023年は本当に明るい未来がやってくるのかな?そんなびっくりハプニングの1日でした^^
ぜひ来年度は皆さんも一緒に「とんど焼き」をたのしみましょう^^