肌の弱い方やカラーがしみる方、痒くなる方は
1度は試してみようと思ったことがあるかもしれない「ヘナ」
ネットで検索して見ると
●髪が綺麗になる
●無添加だから身体に安全
●クセがなくなる
など色々といいことがいっぱい書かれています。
これだけメリットがあれば試したくもなりますよね。
でも、中には
●アレルギーになってしまう
●色が選べない
●臭いが気になる
といったネガティブな意見も見られます。
物事には賛否両論がつきものですが
選ぶ側からしたら
「どうしたらいいんだ!!!」
とヘナを試す勇気を削がれてしまいます。
今回はそんな
「ヘナをよく知らない方のために」
実際のヘナの特徴や効果効能、どういったものなのかを
解説していきたいと思います。
1、ヘナとは?
2、なぜヘナで髪が染まるのか
3、身体にいいって本当なの?
4、デメリットは?ある?ない?
1、ヘナとは?
ヘナは主に中東の乾燥地帯に生息する植物です。
アフガニスタン・カザフスタンなどでも見られますが
主に日本に輸入されるものは
インドのラジャスタン州ソジャット産で
この場所で収穫されるヘナはとても高品質です。
ヘナのメッカといっても過言では無いでしょう。
ただ、インドでもかなーーーーーりの田舎なので
大雑把な業者もいるようです。
現地は基本的に「量り売り」
中に全く違う植物の葉や小枝、小石を混ぜて
料金を高くするのだとか。
いきていくために必死なんです。
なので日本人が直接買い付けにいきオリジナルのブランド
を作るケースも少なくありません。
お米と同様に「等級」が存在し
品質の良し悪しで実に【18の等級】に分けられます。
「質の悪いものほど安価で手に入り染まりが悪く」
「質のいいものほど高価で鮮やかな色合い」
といった具合に見分けると簡単です。
「安かろう悪かろう」とゆうことです。
日本では「毛染め」として輸入されますが
インドではヘナは「ライフスタイル」として息づいています。
どうゆうことかと言うと、
例えば日本で「ご飯」を食べるときは一般的には「お茶」か「お水」を
飲みますよね?
ご飯と一緒に「バナナジュース」を常用することはほぼないです。
(※常用されている方がいたらほんとすみません・・・)
それと同様にインドの方の「習慣」として存在しています。
それはいたるところに存在し
あるときは【冠婚葬祭】(ヘナタトゥー)
またあるときは【医療】(アーユルヴェーダ)【宗教】
といった形で使用されます。
歴史も古く世界最古の記述は「クレオパトラもヘナをしていた」
と言われるくらい伝統的なものなんです。
2、なぜヘナで髪が染まるのか?
なぜ植物であるヘナで髪が染まるのか疑問に感じませんか?
これは全然不思議なことではなく
日本人も同様なことをやってきました。
北海道のある地区では「たまねぎで髪を染める習慣」があるそうです。
玉ねぎ好きにはたまらないかもしれません。
ヘナの成分には「ローソニア」と呼ばれるものが含まれており
これがケラチン(簡単に言えば髪や爪などの固いタンパク質)
に吸着する習性を持っているため髪の毛に色がつく
とゆう仕組みです。
白髪ほど色は鮮やかに見え
黒髪ほどわかりにくい
ちょうど「白い画用紙に絵を描いた場合」と
「黒い画用紙に絵を描いた場合」のような
イメージだと思ってください。
また、髪全体にバリアを張ったような状態になり
「ツヤ」が出る為「髪の毛が綺麗になる」
とゆう表現をします。
実は科学的なトリートメントより圧倒的な効果を持っている為
ヘナ通の方々は「黒髪でもヘナ」をします。
3身体にいいって本当なの?
これは「本当」です。
ヘナはインドの伝統医療「アーユルヴェーダ」で使われる場合もあります。
身体に良さそうな効果をまとめますと
●ホルモンバランスを整える
●アロマ効果
●リラックス効果
●消炎作用
●抗菌・抗ウイルス作用
●肝臓の解毒
●毛穴の掃除
といったものがあります。
中でも「ホルモンバランスの調整」とゆうのは
効果覿面のようで
インドではなかなか妊娠しない家畜(牛・豚)
のお腹にヘナを塗ると
すぐに妊娠してしまうとゆう事例が多くあるようです。
人間にも効果があれば日本の不妊問題にも一役買ってくれそうですよね。
4、デメリットは?ある?ない?
これは匙加減ですが強いて言うなら3つのデメリットがあると言えるでしょう。
❶色が選べない
❷植物かぶれを起こす方はできない
❸まがい物が超危険
順番に説明していきますが
❶色が選べない
ヘアカラーをする場合「明るさ」と「色合い」を最初に決めますよね?
明るさは「〇〇レベル」色は「アッシュ」「レッド」といった具合です。
それに対してヘナは「オレンジのみ」です。
植物はそれぞれに特有の色を持っています。
桜は「サクラ色」
藍は「藍色」
ヘナは「ヘナ色」=オレンジ
とゆうことなんです。
黒の桜があったらなんか怖いですよね?
ただ「インディゴ」(藍)とヘナを混ぜることで
オレンジ色を少し抑えることができるので
一度相談してみるといいと思います。
❷植物かぶれを起こす方はできない
「うるし」「かや」など特定の植物で
肌が痒くなったり晴れたりする方は
ヘナにも同様の症状が起きる場合があるために
背術できない場合があります。
ですが絶対ではないためきになる方は一度パッチテストを
行うことをお勧めします。
ヘアカラーのかぶれとは違い1日で治るのでまだ軽い方ですが
痒いのって嫌ですもんね?^^;
❸まがい物は超危険
これは本当に危険なので注意してください。
ヘナの中に「ブラックヘナ」と呼ばれるものがあります。
数年前に流行ったのですが実は
「人体に使ってはいけない」
とゆう注意書きが必ず書いてあります。
にもかかわらず市場に出回り
ブラックヘナをした結果
「ヘアカラーアレルギー」を発症してしまった方が
急増しました。
ヘナに化学染料を混ぜて作られたのがブラックヘナです。
現在では取り扱う場所もほぼなくなりましたが
たまに見かけるので本当にご注意ください。
まとめ
調べれば調べるほど奥が深いのがヘナです。
髪に良いだけではなく
健康的な生活を送るとゆう意味でも
私たちはお勧めします。