こんにちは。 東三国の美容室 wasabiです。
突然ですが皆さんヘアカラーのパッチテストが義務づけられているということをご存知でしたか?
『え!?うそ!知らなかった!!』という方も多いのではないでしょうか?
それもそのはずですよね。
大体どこの美容室に行ってもヘアカラーすぐ塗り始めちゃいますもんね^^;
でも本来ならば、ヘアカラーをする48時間前(2日前)にパッチテストをしなければならないんです。
なぜかって…?
それは、お客様自身を守る為でもあるんです。
ヘアカラーの薬剤にはジアミンと呼ばれる有毒物質が基本的に入っています。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、“ジアミン”とは染料のことです。
市販でも販売されているようなカラーには、薬剤が2種類入っていますよね。
1剤と2剤というものです。
この1剤と2剤を混ぜてカラーをつくるわけですが、
まず、1剤とは染料(色味)にあたる部分です。
2剤は脱色剤(オキシー)と呼ばれるものです。
この2種類のお薬を混ぜ合わせて髪の毛の色素を脱色し染料を入れていくのがカラーの仕組みです。
このジアミンという成分は、私たちの頭から直接身体の中にも入ってきます。
最近では“経皮毒”という言葉も広く知られるようになりました。
カラー剤は、頭皮の皮膚から身体の内部へと侵入し、私たちの身体の中で蓄積していってます。
そして、花粉症と同じようにこのカラーに対する許容量がいっぱいになったとき“かゆみ”“かぶれ”といった症状として現れます。
最初はこのかゆみやかぶれだけですが、それでもカラーを続けると症状は悪くなり最悪の場合死に至ります。
『まさか!?カラーで死ぬなんて…』とお思いかもしれません。
実際カラーからくる“アナキラフィシーショック”という症状によって命を落とすこともあるのです。
ちょっと怖い話になりましたが、それほどカラー剤は取り扱いには危険な薬剤だと知ってもらいたいからなんです。
そのためwasabiでは、ヘアカラーをされる2日前に一度足を運んでいただきパッチテストをさせていただきます。
パッチテストだけですので、かかる時間は5分ほどです。
◯ ずっとカラーをしていて既にかゆみやかぶれがある方
◯ 今のところ何の症状もでていないけど不安な方
などパッチテストの必要性をご理解頂けた方はこれから先ヘアカラーをする際は気をつけてみてくださいね。